底地(貸宅地)管理の事例.3
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					相続した資産に底地も含まれています。相続税納税のために
 管理と底地売却と両方請負ってくれる会社はありますか?M様からの 
 ご相談内容相続した資産に底地も含まれています。
 相続税納税のために管理と底地売却と
 両方請負ってくれる会社はありますか?- 相続が発生し、親からの相続資産に底地も含まれています。底地の管理は親が全て行なっていたため、私は借地権者様と面識がありませんし、底地のことはよく分かりません。ですから管理をどこかに任せたいのと、可能であれば相続税納税のため、管理を任せながら売れる底地は借地権者様へ売って欲しいのですが…。
 
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					提案・対応策 - ご所有の不動産に順位をつけて
 換金することをお勧めしました。
- M様の相続資産を見ると、相続税納税額に対し現金が不足しているため、納税期限までに現金以外の資産を換金しなければなりません。M様の相続資産は、現金以外の多くが不動産です。このケースは換金すべき不動産の順位がありますので、注意が必要です。ご所有の不動産の中で、まず現金化すべきなのは底地です。理由として、底地の取得費は一般的に低いですが相続税評価額が高いため、取得費加算の特例での恩恵を受けやすいことが挙げられます。また底地は収益性が低くあまり現金が手元に残らないため、所有していくメリットも少ないと思います。M様がご所有されている底地は借地権者様の数も多いので、ある程度底地の売却が進めば、十分相続税の納税資金は確保できるはずです。そうすれば、自宅や都市部のマンションなど、優良な資産を無理に手放す必要もなくなるため、底地の売却をお勧めしました。
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							![管理中の底地の売却をお勧めする理由は高い相続税]()  ![管理中の底地の売却をお勧めする理由は高い相続税]()  
 
- ご所有の不動産に順位をつけて
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					対応後の 
 効果・結果- 現金と換金分で納税を終え、優良な
 資産を残すことができました。
- M様は底地の管理を専門会社に委託し、管理を受託した会社が借地権者様宅を個別訪問していく中で、底地を購入したいという希望がある方には底地をお譲りし、借地権(付建物)を売却したいという希望がある方とは底地も一緒に第三者へ売却しました。結果的に元々の現金と底地の換金だけで相続税の納税を終え、優良な資産を残すことができました。
 
- 現金と換金分で納税を終え、優良な
 
							